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日本語能力試験

火曜日から金曜日まで、相変わらず(っていうか始まってまだ間もない)
大学での日本語指導をしています。
月曜日はお休みにしてもらっているのですが、
それは、趣味のヨガや、ベトナム語の勉強などを続けるため。


あ、最近少し変わったことと言えば、
試験対策講座ができた、というのがありました。

「日本語能力試験」という、日本語を母国語としない人たちの試験がありまして、
12月の初旬に実施されるんです。
1年に1回のチャンス。
ここの学生たちもそれに向けて、いつもの何倍かの熱心さで勉強しています。
22oct2009 university
週に2回、大学で40人くらいの学生たちを相手に、
ベトナム人の先生も交えて、追い込みをかけています。

学生たちも、さすがに「自分のチカラでどうにか合格しなきゃ!!」と思っているので、
みんな結構熱心に集中していて、結構気持ちの良い感じです。


22oct2009 university3

写真は、7階にある教室からの、ブンタウの眺め。
なかなか気持ちがいい風景ですよ~。

3年生が受けるのが普通のようなのですが、
3年生でも「う~ん、もう少し頑張らないと難しいか???」という人もいれば、
2年生でも「合格しそう!」という頑張りやさんもいます。
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近藤紘一さんの本

最近、ある本を読み、クイっと引き込まれてハマり、
結果、ベトナムへの理解が一段と深まったんじゃないかなーと思います。

近藤紘一さんの「サイゴンから来た妻と娘」。
続けて同じく「サイゴンのいちばん長い日」、
サイゴンから~の続編である「バンコクの妻と娘」も読みました。
10 feb 2009 koudou kouichi san

この3冊が書かれたのは、1975年から1980年。
ベトナム戦争中からサイゴン陥落を経て混乱の中を生きたベトナム、その後2-3年を東京で過ごし、次はバンコクと、舞台は移り変わります。(さらに続編ではパリへ。)

3冊のテーマはそれぞれ異なりますが、全ての軸となっているのは
サイゴンで出会って結婚したベトナム人の奥様(ベトナム人の娘がおり、お互いに再婚。)と、その家族やその他のベトナム人たちとの触れ合いを通して見たベトナム、ベトナム人像だと言えると思います。
日本とは異なるため理解に苦しんだりイライラすることが多い、ベトナムでのさまざまな事象を、
著者は当事者として愛情をこめて見つめ、優しく、しかし客観的にとらえて解説してくれています。
本が書かれてから30年ほど経った今でも、「なるほど~」と納得する箇所が多く、
ベトナムを、ベトナム人を理解するうえで大いに助けになる本ではないかと思います。

最初に書かれた「サイゴンのいちばん長い日」は、
そのタイトルから察する方もいらっしゃると思いますが、
1975年4月30日、サイゴン陥落の日とその周辺の事象が主に書かれています。
ベトナム戦争の末期を、一方では混乱し、他方では相変わらずの穏やかな日常が流れるサイゴンで過ごした著者ならではの叙述。
悲惨極まる戦争の実像が、サイゴンの人々の様子や北ベトナム軍としてサイゴンにやってきた戦士たちの表情を細やかに描写した文章によって、活字とは思えない色彩やニオイをもって表現されています。

「バンコクの妻と娘」では、ベトナム人の奥さんの連れ子である、娘が主人公。
彼女の成長とそれにまつわる教育(個人のアイデンティティーや文化的基盤確立の手段としての習得言語から、性教育まで)の問題に真剣に向き合い、家族で悩んだり反省したり。
若くして亡くなられた前の奥様(日本人)とのキラキラした思い出話も、愛情のこもった、またはかなげな文章で綴られています。

読み終えて、当時から30年経った今、奥さんや娘さんは元気なんだろうかと気になってしかたありません。
(残念ながら、著者の近藤紘一さんは45歳という若さで亡くなられています。)

また、続く「パリへ行った妻と娘」や、「妻と娘の国へ行った特派員」等、
近藤紘一さんの著作は一通り読んでみたいなぁ~と思っています。

ベトナム語の先生に「こんな本を読んで、とても興味深かったです。」と報告したところ、
「じゃ、ベトナム語に訳してね。頑張ってください。」と言われました。
彼女にベトナム語を習っているため「できません」とハッキリ断れず、笑ってごまかしましたけど、
できることならば訳してあげたいと思いますね。
彼女(生まれも育ちもサイゴン)も著者と同様にサイゴンでサイゴン陥落を体験し、
「あの歴史的事実について、外国の人がどう考えているか」をとても知りたいそうです。
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kabechoro

Author:kabechoro
ベトナムの南部にある、Vung Tauという町に暮らす31歳の主婦です。

愛媛県宇和島市で18年間生まれ育ち、
大阪府池田市で4年。
東京都世田谷区で5年ちょっと暮らしてきましたが、
2007年の夏、結婚を機に仕事も辞めて、Vung Tauにやってきました。
相方と2人で暮らしています。

趣味は、ここにきて始めたヨガ(アシュタンガ)、サイクリング、ゴルフ、パン焼き、ピアノ等。妊娠中のため、今はスポーツを控えてます。
ベトナム語を勉強中で、大学で日本語を教えています。

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